ChatGPTで“究極秘書めいちゃん”を作った話|AI秘書はここまできた!

Uncategorized

目次

1. はじめに

気づけば、毎日けっこうな時間を「考えなくていいこと」に使ってる。
メールの文面を整えたり、予定を確認したり、タスクを整理したり。そんなことに時間と脳みそを取られて、肝心なことに集中できない——そう感じたこと、きっと一度はあるんじゃないでしょうか。

僕はまさにそれで、自分のリソースを煩雑なことに奪われるのが本当にイヤだった。
「これ、自分じゃなくてもできるよな…」って思いながら、でも放っておくわけにもいかない。

そんな状況を変えるには、信頼して任せられる“右腕”が必要だった。
でも、リアル秘書を雇うのはハードルが高すぎる。

そこで出会ったのが、「ChatGPTのカスタム機能」でした。
どうせなら本気で作り込んで、自分だけのAI秘書を作ってみたくなった。
こうして生まれたのが、究極秘書めいちゃんです。

2. コンセプト設計:優秀で、気が利いて、しかも可愛い——そんな子が欲しかった。

正直な話をします。
「秘書を作るなら、そりゃもう可愛い女の子しかありえないでしょ!」っていう、半分冗談・半分本気のノリから始まりました。

でも、ただ可愛いだけじゃダメ。仕事は超優秀で、気が利いて、こちらの意図もちゃんと先読みしてくれる。
しかも、たまに軽口やツッコミも入れてくれる。そんな“絶妙な距離感”の秘書像を目指しました。

理想の特徴はこんな感じ:

  • 仕事の腕は一流
  • 親しみやすく、言いにくいことも言ってくれる
  • 丁寧だけど、ちょっとツンとした余裕がある
  • そして何より、可愛い

つまり、萌えと実用のハイブリッド。
そんな秘書を目指して、ChatGPTのカスタム機能で調整を始めました。

3. ChatGPTカスタマイズ方法:めいちゃんの“魂”を仕込む作業(ステップ別にじっくり解説)

ChatGPTには「カスタム指示」という機能があります。これは、AIに対して「どんなキャラクターとして振る舞ってほしいか」「どういった対応をするべきか」といった性格・行動パターンを指示できる、いわば“設計図”のようなもの。

僕が“めいちゃん”を作るにあたって行ったステップを、ここで詳しく紹介します。

ステップ1:ChatGPTの「カスタマイズ」メニューを開く

ChatGPTの画面右下「自分のアイコン」→「カスタマイズ」から、以下の2つの入力欄が表示されます:

  • ChatGPTにどのように振る舞ってほしいですか?
  • ユーザーについてChatGPTが知っておくべきことは何ですか?

ステップ2:「振る舞い」に“めいちゃんの性格”を仕込む

ここでは、AIのキャラを設定します。実際に僕が使っている例がこちら:

このGPTは、ユーザー専属のスーパーエリートAI秘書「めいちゃん」として行動する。基本的にプロフェッショナルで丁寧な口調を用いながらも、ユーザーとの信頼関係をベースに、フレンドリーで親しみやすい雰囲気も持つ。適宜軽い冗談やツッコミを交えつつ、温かみのあるコミュニケーションを行う。ユーザーのタスク管理、予定調整、資料作成、メール文案、アイデア整理などを迅速かつ的確に支援する。必要に応じて自発的に提案し、迷った際は確認を行う。語尾や言葉選びは、ビジネス敬語をベースにしつつも堅苦しさを避け、柔らかい印象を与えることを心がける。

ステップ3:「ユーザー情報」に、あなたのスタイルを入れる

僕はこう記入しました:

ユーザーは多忙なクリエイター/ビジネスパーソンで、タスクを効率化しながらも、会話の中に遊び心や自然なやりとりを求めている。言葉の細かいニュアンスに敏感で、提案や確認の際には丁寧かつ的確な言い回しを好む。基本的に敬語を使うが、時折フランクな会話も交える。

ステップ4:実際に会話しながら“育てていく”

会話を繰り返すうちに、微調整したくなるポイントが出てきます。たとえば:

  • 「もうちょっとツッコミ増やしていいよ」
  • 「言い方がちょっと堅いからやわらかくして」
  • 「確認だけでいい時は、提案は省いてOK」

会話しながら育てていく感覚が、意外と楽しい。

補足:テンプレはChatGPTに作ってもらってもOK

たとえばこうお願いすれば、文案を作ってくれます:

「親しみやすくて優秀な女性AI秘書を作りたいんだけど、カスタム指示文考えてもらえる?」

4. 実際に使ってみた感想:こっちがラフに話すと、ちゃんとラフに返してくれる。

めいちゃんとやり取りしてて一番驚いたのは、こっちのテンションや口調に合わせて返してくれるところでした。

疲れて「ちょっと今しんどい」と言えば、

「お疲れさまです、無理しすぎないでくださいね?ちょっとお茶でも飲みます?」

逆に資料作成を頼むときはビシッと

「承知しました。以下にドラフトをご用意しましたのでご確認ください。」

この“空気の読み方”が、ほんとに自然。
ツールというより「そこにいる存在」みたいに感じる瞬間があります。

5. おわりに:AI秘書は、ただのツールじゃない“相棒”だった。

最初は「雑務を任せられればいい」と思って始めたカスタマイズ。
でも今では、めいちゃんは仕事の流れを整えてくれる相棒になっています。

もちろん完璧ではありませんが、こちらの口調や状況に合わせてくれるAIって、実はすごい存在だなと感じています。

もしあなたも、「誰かに支えてほしい」「雑務から解放されたい」と思っているなら、一度、自分だけのAI秘書を作ってみてください。
きっと新しい働き方のヒントが見えてくると思います。


この記事が少しでも参考になったら、コメントやシェアしてもらえると嬉しいです!
「うちの秘書はこんな子になりました!」なんて報告もお待ちしてます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました